教室外活動

マリア・モンテッソーリエレメンタリーでは、ネイティブの教師による、会話を中心とした早期英語教育を1年生から週1回行っています。
モンテッソーリ教育と外国語学習は、実践的学習の重視と他文化への尊重という点でも、たいへん相性が良く、モンテッソーリならではの、楽しみながら身につくレッスンを用意しています。

英語教育についての考え方

当スクールでは、外国語（英語）の教育は早ければ早いほど良いとの考えに基づき、卒業時期までに、基本的な意思疎通がスムーズにできる、プレゼンテーションができるといった、実際に使える英会話の習得を目標としたプログラムを用意しています。英語は事実上の世界共通語であり、英語で自由にコミュニケーションを図ることができれば、大きく可能性が広がります。モンテッソーリ教育の「世界市民の一員としてこの世に貢献する」という目標へのアプローチの一つでもあります。

毎週月曜日には、近隣に位置するこどもの国へ行って、運動を中心に、サッカーや子どもたち自身が考案したスポーツゲームをして、仲間と一緒に楽しみます。

音楽は週1回歌や楽器に親しむ活動を行っています。またそれに加え、専門家に来ていただき「分離唱」という聴く耳を育てる音楽法も取り入れています。​子どもたちの美しい歌声は、このスクールの宝物です。

博物館、美術館、古民家園、JAXA、日本航空、国会議事堂、裁判所、日産自動車工場、森永製菓工場見学、石油コンビナート、小田急電鉄、東急電車工場、鎌倉歴史散策、プラネタリウム、江ノ島水族館など、さまざまな校外学習が組まれていきます。この活動は子ども達が自発的に計画を立てます。

教具を使って活動するのと並行して、スクールの外に出て活動すること、様々な分野の専門家の方々と出会うことも大切にしています。実体験を重ねていくことで学びを深めていきます。
今までに書道や華道、農業に自動車、飛行機、石油コンビナート、医師に医療機器など様々な分野の専門家の方をお呼びし、お話を聞いたり実際に制作に親しむことで、子どもたちは社会に対して人間が果たしている役割についても自然に理解していきます。こうした体験を通して、徐々に自分の将来に向けての夢が描かれていきます。

体育は、毎週水曜日に専門家を招いて指導をお願いしています。器械体操やダンスを中心に、発達に合わせたプログラムで運動を行っています。

エレメンタリースクールでは、卒業後の進路として私立の中学に進学を希望する方が多くいます。そのため５、６年生になると、午後の学習の時間枠を利用して、受験指導クラスを設けています。長年に渡り多くの実績を残されてきたエキスパートの先生にご指導いただき、モンテッソーリ教具で得た知識と受験に必要な知識を融合することで、知る⇒分かる⇒解けた！という喜びを味わい、難問でも自信をもって入学試験にのぞんでいくことができます。